窓ガラスとスピーカーが干渉する

アクティのドアに配線を通してスピーカーを取り付けてしまおうと思ったら、スピーカーの取付位置まで窓ガラス用のレールが来ているのに気が付いた。もしかしてと思いスピーカーを当ててみたら、スピーカーの磁石が窓ガラスにぶつかるではないか。

窓ガラスが全開できないのも困るし、硬いものにぶつかるのも困るので、中古のスピーカーを探しに広面のハードオフに出かける。ミニコンポ用のスピーカーは、奥行きが深くて車向きではない。奥行きが浅いのを探していたら、有った。

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JBLのジャンク品@2000円。10cmウーファーは、ウレタンエッジがボロボロで使えないのでカロッツェリアウーファーを入れてみた。カロッツェリアウーファーは、車載用でコンパクトなのでエッジが小さく隙間が空いてしまう。アルミ板で隙間を塞ぐバッフルを作ろうかと思う。

エンクロージャーに入れていないスピーカーユニットは、前面の正相と裏面の逆相が干渉してろくな音が出ない。大学生の頃、ダイアトーンのP-610Bというフルレンジスピーカー(1個2,500円だった)を使ったバスレフのスピーカーボックスを作った事が有るのに、すっかり忘れていた。

吸音材を入れていないバスレフのP-610Bは、バックロードホーンのようにハイスピードで鳥肌が立つような音だった。高音の不足を感じたので、コーラルの1個2,500円のホーン型トゥイーターを追加した。高音用と低音用のネットワークを作るため、空芯コイルを自分で巻いて、積層セラミックコンデンサーでネットワークを作った。いい音だった。